くもん学習療法とは

東北大学の川島隆太教授の共同研究者である「くもん学習療法センター」が、公文式のノウハウを生かして、高齢者介護施設などで学習療法を実践できるようにシステム化して提供しているものです。
「学習療法」とは、認知症を予防・改善する効果が科学的に証明された唯一の非薬物療法と言われています。

くもん学習療法の効果

  • 無表情だった方に笑顔が出てきます。
  • 自分から話をするようになります。
  • 被害妄想が少なくなります。
  • 帰宅願望が少なくなります。
  • 夜間の徘徊が少なくなります。

学習療法を受けられた認知症の方のなかには上記の効果が見受けられます。

からざステーションの取り組み

学習内容は、「読み書き」と「計算」のプリントを学習します。教材は、お一人お一人に合った課題で、スラスラできるものを選びます。学習の進め方は、学習者(1~2名)と学習支援者(施設スタッフ)がコミュニケーションを取りながら、1日20分程度学習します。
学校や塾のように「さあ、解いてください。」という形式ではなく、職員がマラソンランナーの伴走者のように、ご利用者に寄り添うかたちで進めてまいります。からざステーションでは、全職員(看護師・介護福祉士・作業療法士など)が充分な研修を受け、ご利用者の学習支援ができる体制を整えています。

くもん算数の教材