光療法とは

高照度光療法は、太陽光に近い自然な色合いの光を決まった時間に浴びる療法です。睡眠障害などに施行される治療法で、光を浴びることで認知症の方の生体リズムを整え、夜の睡眠に集中できるようになります。身体の不自由な方にも施行できるメリットがあります。

光療法の効果

  • 昼夜逆転現象の改善につながります。
  • 徘徊が少なくなります。
  • 興奮やせん妄を和らげることができます。

からざステーションの取り組み

ご利用者のなかで、昼夜逆転現象が顕著な方、睡眠障害が原因と思われる徘徊・興奮・せん妄がみられる方について医師(施設長)が光療法を適切と認めた方に施行しています。朝日を浴びるように適切な起床時間帯に決まった時間を設定し、毎日高照度光療法を施行した方については、数週間で大きな改善がみられた事例があります。また、先述の症状が改善することで、おだやかな表情に戻られることが期待できます。

光療法を受ける女性2