リハビリ
認知症短期集中リハビリテーション
認知症短期集中リハビリテーションとは
在宅復帰を予定されている方で認知機能の低下がみられる場合、入所から3カ月間、週3回、20分程度、マンツーマンで行うリハビリテーションです。通所のかたについては、新規利用から3ヵ月間週2回のご利用が可能です。中等度・重度の認知症の方にも対象範囲を拡大しサービスを提供しています。
認知症短期集中リハビリテーションの効果
- 認知症の中核症状(記憶障害)の改善に有効といわれています。
- 認知症の周辺症状(徘徊、興奮、せん妄)などの改善に有効であることが示されております。
(参考)
公益社団法人全国老人保健施設協会では、平成18年4月より創設された「認知症短期集中リハビリテーション」の効果を検証するため、長年にわたり調査研究事業を実施してきました。この調査研究事業の結果、「認知症短期集中リハビリテーションは極めて有効であり、臨床的認知症重症度の進行予防、心の健康維持(意欲、活動性)を通じて、ADL能力の改善が認められる。さらに、周辺症状の改善によって在宅系居所への復帰効果が期待される。」という画期的成果が得られました。
からざステーションの取り組み
認知症(改訂長谷川式簡易知能評価スケールにおいて概ね5~25点に相当する方)で新規入所・新規通所3カ月以内の方を対象に、からざステーションが得意とする認知症リハビリテーションをご提供いたします。作業療法士などの専門職が認知症のレベルに応じて適切な刺激の量を判断し、身体のリハビリテーションと認知機能に対するリハビリテーション・プログラムを構成し個別に対応いたします。