からざステーションの「からざ」とは

卵の黄身をささえる「からざ」。「からざ」は黄身と白身の良好な関係を保つ大切な役割を果たしています。私たちスタッフは大切なお年寄りとご家族の皆様の温かい心をつなぐ「からざ」になりたいという想いが込められた施設名です。
カラザの卵のイラスト

運営理念

  • 利用者に愛情のこもった接遇と医療に努め、健やかな生活を提供します。
  • 利用者の尊厳を守ります。
  • 常に家族と語り合い信頼と安心を生むサービスを提供します。
  • 地域の福祉と保健の向上に努めます。
  • 職員は精神と身体の健康に留意し人格の向上に努めます。

施設の特徴

① 公的な介護施設で、初期費用なく月々の費用負担も少ない

介護老人保健施設は公的な介護保険サービスを利用できる施設のひとつです。ですから、当施設は入居一時金のような初期費用はかかりません。居住費*、食費、介護サービス費、サービス加算、その他の費用(洗濯代、娯楽費、理美容代などの実費負担)などを合わせた月額費用も9~20万程度が目安になります。費用負担は入居者ご本人や同一世帯の方の収入や資産によってそれぞれ異なります。収入や資産によっては居住費や食費が減額される制度の対象になる場合もありますので、支援相談員にお気兼ねなくご相談ください。

*居住費については、個室・2人部屋の場合には特別室料が加算されます。

② 医師(常勤)をはじめとする各専門職が多角的にサポート

介護老人保健施設の入所は要介護認定をおもちで病状が安定している方にご利用いただけます。老健は常勤の医師がおり、看護職員の配置も特別養護老人ホーム(特養)より手厚く、適切な医療的管理ができますし、併設の精神科病院や提携している総合病院との連携もスムーズですから安心した生活を送ることができます。さらに老健では、介護福祉士・作業療法士・理学療法士・薬剤師・管理栄養士がお一人おひとりの健康を多角的にサポートする体制が整っています。

③ 認知症専門のリハビリテーションの実績があり、認知症予防も実施

公的な介護保険施設のなかにあって、介護老人保健施設の最も大きな特徴はリハビリテーションです。なかでも当施設は作業療法士・理学療法士を中心とする認知症リハビリテーションの領域に優れています。健康維持や体力回復だけでなく、日常生活のなかでの自立や身体機能・認知機能の向上に働きかけ、在宅復帰を目指すことも可能です。また、福岡市内唯一の「シナプソロジー研究所*」登録医療機関として認知機能を活性化する多様なプログラムを有し、認知症予防にも力を注いでいます。

*シナプソロジーとは2つのことを同時に行ったり左右異なる動きをしたりすることで楽しく脳を刺激して認知機能を向上させるプログラム。

施設概要

施設名介護老人保健施設からざステーション
所在地〒814-0171
福岡市早良区野芥5丁目6-38
開設1997(平成9)年10月9日
事業主体医療法人泯江堂
理事長三野原義光
施設長稲津佳世子
事業形態精神科病院併設 認知症対応型介護老人保健施設
総床面積4,100㎡
定員入所定員80名(短期入所含む) 認知症専門棟40名・一般棟40名 通所定員40名
設備療養室(居室)、機能訓練室、食堂、特殊浴槽1台、送迎車輌8台(うちリフト車1台、スロープ車2台) 家族介護教室、研修室

職員体制

職種人数
医師(常勤)1名(常勤)
看護師・准看護師12名(看護師7、准看護師5)
作業療法士・理学療法士8名(作業療法士7、理学療法士1)
介護福祉士・介護職27名(うち介護福祉士23名)
管理栄養士1名
薬剤師1名
支援相談員・ケアマネジャー(介護支援専門員)5名(支援相談員3名、介護支援専門員2名)
事務職・その他2名
合計57名

(2024年10月1日現在)

主な職員研修

法人内研修

法人学会、泯江堂ユニバーシティ(生涯教育プログラム)の「共通コース」「スペシャリストコース」「マネージャーコース」

施設内研修

新入職員研修、身体的拘束の廃止研修、人権擁護・高齢者虐待防止研修、事故発生防止研修、その他OJT教育

外部研修

認知症介護基礎研修、福祉レクレーション研修、学習療法マスター研修、福岡県老健協会ブロック研修

実習受け入れ校

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ただいま実習の受け入れは見合わせております。

リハビリテーション関連の実習

介護関連の実習

職場体験学習

からざステーション1F平面図

からざステーション2F平面図