4月8日、当法人内におきまして油山病院やからざステーションの看護部・介護部が中心となって研究発表を行なう「法人学会」が開催されました。
油山病院看護部からは、「認知症患者の早期退院に向けて」「退院支援に対するスタッフの意識向上への取り組み」などの退院支援に関する職員の意識・かかわりをテーマにしたものが3例発表されました。
また、昨年開始した精神科救急病棟からは「修正型電気けいれん療法における看護師の意識調査」と題した当院オリジナリティ性の高い内容が披露されました。
療養病棟の発表「看取り」は職員の学習的な取り組みを踏まえた示唆にあふれた発表もありました。いずれも職員の意識アンケートをもとに、今後どのような具体的な取り組みを行ない改善していくべきかを考える大きなヒントを含んでいます。
さらに、介護老人保健施設からは「レクリエーションの意識向上」や「安心と信頼を生むサービスの提供」について職員と利用者のご家族双方へのアンケートを行ない、具体的な取り組み効果を発表しました。
審査委員を務める理事長の三野原院長より、今回の発表内容は時代を象徴するテーマとして大切なものばかりなので今後一層学びを深め研鑽してほしいとの総評がありました。