新年度が始まりました。新生活をスタートさせる皆さんにとっては、ドキドキ感やワクワク感を感じている方も多いのではないでしょうか。当院にもフレッシュな新入職員が入職し、自分が入職した当時のことを少し思い出しました。改行 桜も散り始めましたが、4月4日の昼食は「春のお食事会」として写真のようなお食事を提供しました。
「おしながき」は以下の通りです。

  • 紫蘇しらすご飯
  • きんめだいの塩焼き
  • スナップエンドウの天ぷら
  • あさりのすまし汁
  • いちごモンブラン

患者さんは春らしいお膳に自然と笑顔になって召し上がっておられました。その姿を見るとこちらも嬉しい気持ちになります。

さて、今日は紹介した食事にも使用した旬の食材『あさり』についてです。
あさりの旬は春の4~5月と秋の9~10月です。産卵期前に身入りが良くなり、うまみが増します。まさに今が旬ですね。
あさりにはカルシウムやカリウム、亜鉛、鉄などのミネラルが豊富。中でもビタミンB12は貝類の中で1番多く含まれています。ビタミンB12は「赤いビタミン」とも呼ばれ、不足すると貧血の原因となり、疲れやすくなったりふらつきやめまいなどの症状が現れたりします。さらにうまみ成分である「タウリン」が豊富ですので、肝機能の促進や血液をサラサラにする効果もあります。

旬の食材は栄養価も高く、お値段も優しくなっています。積極的に取り入れて新生活を元気に乗り切りましょう。