初めまして。あいりすのKです。先日、訪問の移動中にラジオを聴いていると、「ありがとう」の語源について紹介されていました。皆様、ご存知でしょうか?
「ありがとう」の語源は仏教の「有り難し」から来ており、「有る(ある)こと」が「難い(かたい)」という意味で、本来は「滅多にない」や「珍しくて貴重だ」という意味を表したそうです。すなわち、「当たり前ではないということに感謝する」ということで、そう捉えると、その対義語は「当たり前(ありきたり)なこと」となるそうです。最初から堅苦しくなってしまいすみません。
私が訪問看護を行った際、幸いにもこの「ありがとう」というお言葉を頂いておりますが、このことを聴いて「私の訪問看護はありきたりではなかったかな?」「毎回が心を込めた対応になっていたのかな?」と、初心に帰る思いがしました。
訪問看護という私達のサービスは形に残るものではありませんが、利用者様が笑顔で「ありがとう」と言ってくれた時は、心のこもった訪問看護を提供できたのではないかと思います。また、私達も毎回利用者様に勉強させていただいており、「ありがとう」という言葉をいただいた時には、自然と「こちらこそありがとうございました」と口にしている様な気がします。
これからもたくさんの「ありがとう」という言葉を言い合える様に、毎回新鮮な気持ちで訪問したいと思います。最後まで読んでいただき「ありがとう」ございました。