こんにちは、看護師Yです。子供の頃の私は内向的な性格で、転校した小学校になかなか馴染めませんでした。そんな時期、図書の時間に先生に『しあわせなポリアンナ』という本を勧められ、主人公ポリアンナの「どんな事が起きてもその中から良かったと思える事を探し出して、明るく振る舞うための『よかった探し』」に子供ながらに共感し、私の『よかった探し』が始まりました。「友達が1人増えた、よかった」「跳び箱が飛べるようになった、よかった」と。
さて、現在私には子供が4人います。私が住んでいる地域はのどかでいい所ですが、子供たちが幼かったころは児童数が少ないため学校の役員決めのときは子供の数だけ役員をしなくてはいけないという風潮がありました。そのため、長女が小学2年生の時に早速子供会の会計が回って来ました。正直「仕事もしてるのに…」「下の子も3人もいるのに…」と嫌でたまりませんでした。そんな時思い出すのは、やはり『よかった探し』です。
しかし、いざ役員の仕事をしてみると、同じ様な環境で頑張っている方達ばかりで、「1人で頑張るんじゃないんだ。ママ友出来た、よかった」という気持ちになりました。その後も子供の学校やクラブチーム・部活の役員を何度も経験させていただきました。子供の試合の引率では「暑いし、きつい」でも「大きな声で応援してストレス発散出来た、よかった。」と思えました。子供が部活を引退してからは、「もしかして『燃え尽き症候群?』」なんて心配もしましたが、持つべきものは『よかった探しで出来たママ友』です。ママ友たちと九州の様々な温泉巡りを楽しみました。主婦が家を空ける事はとても大変な事ですが「みんなで計画を立てて温泉に来れてよかったね。毎日頑張っている自分にご褒美だよね?」と笑顔がこぼれます。
今はコロナの影響で温泉巡りも出来ませんが、今度はガーデニングにチャレンジし、主人と息子が庭の片隅に花壇を作ってくれ、トマトやキュウリ・ナス等毎日食卓に乗ってます。向日葵も綺麗に咲いてます。毎日沢山の「よかった」に囲まれてます。皆さんも『よかった探し』してみませんか?
看護師Y