空気のように感じていませんか。
日々の暮らしの中で何か行政が頑張ってくれていると実感できることはそうそうない気がします。PTAもそうですし、地域(町内会や自治協議会など)もそうです。税金だとか会費だとか、よくわからないまま当たり前のように結構なお金を払っている割に恩恵が感じにくいのです。
ところが実際にかかわったり付き合ったりしていると、なかなかもって大変だなあ。頑張っているなあ。空気と一緒で、あっても当たり前で有り難くないけど、なくなると困るなあ。と思えてきます。
福岡100って知っていますか。
「人生100年時代の健寿社会モデルをつくる100のアクション」を短くしたものが福岡100ですが、最初、市長が記者会見した時に記者の皆さんは意味が良くわからなかったそうです。中身が壮大で膨大でまだあまり具体的でなく、よく聞かないと分かりにくいようです。
もう少し書きますと「人生100年時代」の到来を見据え、誰もが100歳まで健康で自分らしく生き続けられる持続可能な社会システムの構築を実現すべく、100のアクションを2025年までに実施する。
ということでアクション(プラン)を100作りましょうと取り組まれ、2018年9月11日現在26個のアクションが公開されています。一つ取り上げてみましょう。
007創業就業支援って何でしょう。
007といえば私はサイボーグ009を思い浮かべます。ジェームズ・ボンドを思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。福岡市の場合は「アクティブなシニアライフの実現」だそうで「長年培った経験や技能,趣味や興味を活かし,創業・就業などの働くことを通じて,「人生100年時代」におけるアクティブなシニアライフを実現していただくきっかけづくりを支援します。」となります。
認知症フレンドリーシティ・プロジェクト宣言
福岡100には認知症に関するアクションも多くあり福岡市は認知症支援課まで新たに立ち上げました。そして認知症フレンドリーシティ・プロジェクト宣言を行ったのです。やる気満々のようです。とても全部は説明できませんが少し小分けにして語りたいと思います。