単なるもの忘れなのか、認知症のリスクがあるのか、気になる方も多いと思います。

このたび、当院では認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)を早期に発見できる血液検査(MCIスクリーニング検査)を開始いたします。この検査はアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβペプチドに関連するたんぱく質を測定することで、軽度認知障害(MCI)の可能性を判定できる画期的な検査といわれています。よく知られているような生活習慣病と同じように、認知症も生活の改善や治療によって発症を防いだり、発症時期や症状の進行を遅らせたりできるといわれています。そのような認知症の予防のためには、その前段階である軽度認知障害(MCI)が早期に発見されることが重要になります。このMCIスクリーニング検査は、軽度認知障害(MCI)を早期発見し、認知症発症を予防するための有効な手段としてご活用ください。

検査についての詳細は、当ホームページで10月6日(金)に掲載します。検査自体の開始は、10月10日(火)予定です。

アルツハイマー発症までの経緯のグラフ