1月7日、日経産業新聞の「医療介護最前線(全国版)」欄に油山病院のリワークが採り上げられました。日経産業新聞は、日本経済新聞社が発行している、産業・企業情報に特化したビジネス総合紙で、全国の優良事業所で購読されているとのこと。今回の取材では、コロナ禍の影響で就労者のメンタルヘルスについて不安を感じている産業界の方々に向けて、うつ病などによる休職者の職場復帰を支援する「リワークプログラム」の内容や職場復帰の実績、復帰後のサポート体制などについてお応えしました。
当院は、勤労者のメンタルヘルス問題が深刻となった約10年前に、日本うつ病リワーク協会正会員医療機関として登録し当該プログラムを開始しました。この間、福岡市内および近郊におけるうつ病などの休職者の職場復帰支援に力を注ぎ、現在は当院の3~6カ月のプログラム受講を修了した方のうち約9割が就労に復帰し、その約9割が半年後も就労を継続されているという高い実績を有するにいたりました。当院ではプログラム修了後もOB会や家族会を行ったり、就労開始後はリワークスタッフが職場に伺ったり、また在宅支援としての訪問看護も体制を整えて、手厚いサポートを行っていることにより良い結果が得られています。
紙面では、入澤院長が「うつ病を再発する人は4~6割にも達するという研究もある。継続的な支援により再発を減らしていきたい」と語り、三野原理事長は「新型コロナ感染拡大とともにリワークによる復職支援はより重要になる。…(中略)……、焦らずにリワークに取り組んでほしい」と結んでいます。
詳しくは、「リワークプログラム」をご覧ください。