5月1日、西日本新聞のリニューアル版医療面の「ドクターに聞く」欄に三野原理事長・油山病院長が登場しました。
今回の読者からの質問は、この時期的に心配の多い「5月病」です。
三野原理事長・油山病院長は回答の中で、「5月病」は医学的な診断名ではなく、精神医学的にも病気とは言えません。」と前置きしたうえで、不安などから意欲や集中力が低下し登校・出社がつらくなるような「うつ症状」に似た状況が生じた場合、まず周囲の方がスクールカウンセラーや産業医につないでいくことの大切を語っています。
また生活リズムの改善も必要です。
ただし症状が長引くケースのなかには適応障害やうつ病が潜んでいる場合もあるので注意を促しています。
何より周囲の方々の「気づき」が重要で、きちんと対応すれば5月病は自然と治癒しますとお話ししています。
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