11月26日、宮崎市にある一般財団法人弘潤会野崎病院から髙野一博看護師長(日本救急医学会認定インストラクター)やAHA(アメリカ心臓協会BLS認定インストラクター)から5名のインストラクターをお招きし、BLS・気管異物除去の実践研修を行いました。当法人の看護師の他、介護福祉士や併設の保育園の保育士、作業療法士など多く職種が受講しました。

研修では「ペースメーカーがあったらどうする?」「ネックレスは?」「幼児の胸部圧迫法は?」などの具体的な質問が相次ぎ、臨床現場の即した学びを深めることができたと感じています。

また、気管異物除去に関しては挿管などの介助を行った経験がないスタッフも多く、ロールプレイングのなかで自身が医師役を経験することで医師が挿管しやすい挿管介助を実践する事ができました。

これまでは外部講師から学ぶことが多かったのですが、今回の研修を通し、インストラクターを取得したいと希望する者も出てきましたので、今後は当院スタッフを講師とした研修が開催できるようにしていきたいと考えています。

(文責 斎藤 孝則)

BLS・気管異物除去の実践研修の様子