医療安全管理とは医療法により定められている医療の安全の確保のための措置です。今回の学習会では当院における医療安全管理体制の基本と事故を起こさないための対策について学びました。当院における医療安全管理体制については、ホームページ上に詳細を掲載しておりますのでご参照ください。
人間が行う物事において、絶対の安全というものは存在しません。物事を安全に行うには可能な限りリスクのレベルを下げることが重要です。事故を起こさないためには、規則やルールを守り、マニュアルの整備や改善を随時行わなければなりません。また、未然に防げた事例を多く出し、スタッフ全員に周知することで事故を防ぐことに繋がります。医療完全管理において大切なことの一つに、良好な人間関係を築くことでお互いの信頼力を高めることがあります。医療従事者間のコミュニケーションや協調的機能の低下、人間関係の悪化は結果として患者さんの安全が損なわれ、さらには医療の質を損なうという根拠も示されているようです。
今回学んだことを全職員が心がけ、患者さんが安心して安全な医療を受けられる環境を整えていきたいと思います。