令和2年2月10日、「人権尊重啓発研修」についての勉強会を開催しました。今回の勉強会では、東映株式会社制作の人権啓発映画「秋桜の咲く日」というDVDを基に勉強会を行いました。

DVDでは、「目に見えにくい違い」のひとつとして発達障害がとりあげられています。ある施設で発達障害の介護士が空気の読めない発言をしている場面や、指示が伝わらず業務に影響が出てしまう場面など人とのコミュニケーションが上手く取れない事で周りの人にストレスを与えてしまって、上手く職場に馴染むことができずに、生きづらさを感じてしまいます。しかし、周囲に発達障害であることを説明することにより、周囲の理解も得やすくなり、他の人との違いを受け入れられる環境をつくっていくことが大切になるということでした。

この勉強会を通して、人との違いが受け入れられない環境でうまく馴染むことができずに生きづらさを感じている人がいるということを知り、人はそれぞれ違っているのでその違いを理解し、認め合うことが大切であると感じました。生きづらさを感じている人の働きやすい環境をつくっていくためには周囲のサポートも必要であると思いました。

また、発達障害の人が抱えている悩みやどのようなことで生きづらさを感じているかということを学ぶことができました。

今回の勉強会で学んだことを生かし、人との違いを個性として受け入れていき、工夫していくことで働きやすい環境をつくっていくことを心がけていきたいと思います。

文責 : 診療部 伊東美紀