法人学会は今年度で12回目を迎えました。現在新型コロナウイルス感染拡大に伴い集合研修が開催できない状況であるため、今回は研究発表を録画し、後日各部署で視聴するという形での発表会となりました。今年度は各部署から9つの演題が発表されました。発表部署とテーマは以下の通りです。

  • 油山病院1病棟:BPSDの改善が患者へ及ぼす影響
  • 油山病院2病棟:救急病棟における、看護師の多重業務の現状と課題~看護師の離職率から見えてきたもの
  • 油山病院3病棟:ストレスマネジメントに対する一分音読への取り組み~適切なストレス維持を目指して
  • 油山病院5病棟:クロザピンの効果について~クロザピンの症状と日常生活に及ぼす影響
  • 油山病院療養病棟:職員の陰性感情の変化~ユマニチュードを学び実践して
  • 油山病院地域医療連携部:精神科退院前訪問の効果~精神科退院前訪問指導が再入院の有無及び退院後の在宅療養期間に及ぼす影響について
  • 油山病院リハビリテーション部作業療法部門:精神科救急病棟における作業療法について~気分と疲労のチェックリストからの一考察
  • 介護老人保健施設からざステーション一般ケア棟:組織風土調査分析から見えてきたワークエンゲージメント向上に繋がる体制構築~もっと利用者と関わる時間をつくるために
  • 介護老人保健施設からざステーション管理部:平成30年度介護報酬改定前後の比較について~在宅復帰・在宅療養支援等指標の推移から

これらの発表は様々な視点からテーマが設定され、いずれの部署の発表も興味深い内容でした。今後も現状に満足することなく、医療・介護サービスの質の向上のため研究に取り組んでいきます。