2021年6月の法人学習会は、「新型コロナウイルス ~ワクチン接種後の感染対策~」について学びました。2019年12月。新型コロナウイルスが中国の武漢で初めて確認され、その後全世界で猛威を振るっています。今回の学習会では、新型コロナウイルス対策を再確認し、ワクチン接種後の感染対策についてもお話をいただきました。
先月から当院でもワクチン接種が始まりました。当院での接種率は約84%程度とのこと。ワクチンの効果が十分になるのは、個人差はあるが10日から2週間程度かかり、ファイザー社製のワクチンの発症予防効果は、1回目のワクチンだと53%、2回目になると95%程度に上がると言われているそうです。
講義の中で驚いたのは、ワクチンの効果はどのくらい継続するのかといった内容で、接種後6ヶ月経過しても発症予防効果が91,3%もあるそうです。さらに、1回目と2回目の接種を、3週間あけるのが理想とされているが、6週間以内に2回目を接種しても効果があるといったことは、全然知らなかった事実なので驚きました。アメリカでは、接種対象が広がってきて、日本でも16歳以下のワクチン接種について、厚労省が認可進めているそうで、今後コロナ関係の情報も注意深く収集したいと思いました。
ワクチン接種後の感染対策も、今までと変わらず規則正しい生活を送る、自分自身の体調をしっかり管理・把握する、マスクを着用する、手指の衛生を維持する、3密にならないように留意する等と言われていましたので、職場内でも情報を共有し、感染拡大防止に努めていきたいと改めて思いました。
コロナ禍におけるメンタルヘルスについての重要性も学ばせていただきましたので、スタッフと声を掛け合い、正しい情報の中、コロナウイルスと向き合い進んでいきたいと思います。
法人学習委員 井上 晶美